歯周病とは

歯茎の出血

歯垢(プラーク)の中の細菌が原因となって歯肉に炎症をひき起こす歯肉炎に始まり、少しずつ歯を支える顎の骨を溶かしていき、最終的には歯が抜けてしまう病変を歯周病といいます。

歯周病になると歯ぐきから膿が出ることから昔は歯槽膿漏(しそうのうろう)と呼ばれていましたが、それ以外にも様々な症状があることがわかってきたことで歯周病という呼び方で統一されました。

歯周病は慢性疾患の一種とされ、30歳を境に少しずつ罹患される方が増えていきます。

歯周病は“歯をなくす原因の第1位”です

現在、日本の成人約9割が感染しているといわれる歯周病は、歯を失う最も大きな原因となってます。歯周病菌によって歯ぐきの炎症や出血が起こり、やがては顎の骨(歯槽骨)を溶かしていく大変怖い病気です。一般的に歯周病の初期段階では、痛みがないため、そのまま放っておいてしまう方が多いのが歯を失う要因となっています。

歯周病は、激烈な症状が出にくいため気付かないうちに進行していくことが多いのです。進行すればするほど完治が難しくなるため、歯周病にならないように初期の段階でしっかり治療・予防していくことが大切になります。

当院における歯周病の予防法と治療

歯磨き(ブラッシング指導とセルフケア)

ブラッシング指導

歯周病予防で最も大切なことは、ご自身による日々のブラッシング(歯磨き)です。当院では、歯科医師・歯科衛生士がお一人お一人に合った磨き方をアドバイスいたします。

PMTC(歯面のクリーニング)

歯面の清掃

既に歯にこびりついてしまっているような汚れはブラッシングでは落とせません。

PMTCでは、歯科のプロフェッショナルが、歯科医院専用の電動ブラシや研磨器具を適切に選択、使用することで歯の表面の汚れを徹底的に清掃します。

PMTC後は、歯面がツルツルになり舌ざわりもよくなります。

PMTCについて詳しくは PMTC 歯のクリーニング 予防歯科 のページもご覧ください。

スケーリング(歯石除去)

超音波スケーラー

歯の磨き残しで歯面に溜まったプラークはやがて歯石へと変化します。歯石はブラッシングで除去することは出来ないため、歯科医院専用の器具で除去する必要があります。

超音波の器具や手用の器具を適切に使い分けて処置して行きますが、超音波ではしみる方、怖い方などでは手用の器具のみでの除去も可能です。

SRP(歯周ポケット内の歯石除去)

スケーリング

歯周ポケットの奥深くにたまってしまった歯石ももちろん普段の歯ブラシで除去することはきないので、専用の器具で除去する必要があります。除去の際に痛みが出る場合は局所麻酔を行い、痛くない状態で処置を行います。

当院の痛くない麻酔について詳しくは 無痛治療(無痛麻酔) のページもご覧ください。

歯周外科

無痛麻酔下で歯ぐきを切って開けて歯周ポケット内の歯石を目で見える状態にして歯石除去を行う治療法です。治療後は綺麗に縫って閉じられて、お口の中の傷跡なので割合早く治りますのでご心配は要りません。

歯ぐきの形を審美的に整えたり、清掃しやすい形にしたり、クラウン(被せもの)を被せるのに適した形に整える方法としても行われます。

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